流れるような一日を

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[育児]我が家で起きたクローバー事件

   

半分は日記みたいな記事です。
最近わが家で勃発した「クローバー事件」と、それについて感じたことを書いてみます。

主な登場人物は、長男4歳、私、妻の3人です。

事件の概要

クルマのドアの約束

土曜日の外出前、長男が庭でクローバーを摘みました。それをクルマの自分のドアの取っ手部分に置き、「こっちを開けたらクローバーが落ちるから、開けないでくれ」と私に言うのです。

最近は自分でシートベルトを付けたり外したりできるので、親がやろうと思えば反対側から乗り降りさせることも可能です。
この時は、「わかったわかった、その代わり反対側から乗り降りする時は、お父さんが言ったら、さっさと乗ったり降りたりしてよ」と話半分に約束していたのでした。

正直、この時はそこまで摘んだクローバーを大事に思っているとは気付くことができず、「(その場にいなかった)妻にも話しておかなければ」とは思っていませんでした。
数日経てば本人も忘れるだろう、くらいの感覚。

そして、この土曜日はこども美術館の売店に行ったり、水族館やアスレチックに行ったり、大人から見た大きなイベントが他にあった一日だったのです。
妻への伝達は、それらに見事に埋もれてしまいました。

クローバー事件勃発

問題が発生したのは、週が明けて月曜日の保育園お迎えの際。
この日はたまたま妻も保育園のお迎えに同行することができ、その後に妹ちゃん含め4人で買物に行く予定でした。

たまのお母さんのお迎えに長男もゴキゲンだったのですが、先日のドアの約束を妻は知らなかったために普通にドアを開けてしまい、3本あったクローバーの1本が落ちてしまいました。

私はもう一台のクルマで出ようというところでしたが、どうも妻のクルマが動く気配が無いので、どうしたのか訊くと、「クローバーがどうとか怒っている」と。

もう暗くなっていたのですが、移動する前だったのでスマホの灯りでクローバーはどうにか見つけられました。
しかし、見つかったから良いというものでもないらしく、長男の怒りはその後もなかなか収まらず、買物中もブチブチ文句を言っていました。

「お父さんがお母さんにクローバーの話を伝えていなかったから、お母さんが悪いんじゃないよ」ということも伝えるのですが、「お母さんは大人なんだから、言われたらわからないといけない」と、とにかく怒りは妻に向かっている様子。
長男はドアを開ける前に開けないでくれと話したようなのですが、通じなかったようです。
本当に、妻には悪いことをしてしまいました。

それでも一緒に帰るのはお母さんが良いらしく、買物の帰りもお母さんのクルマで帰りました。

庭のクローバーを摘んであげた

買物中ブチブチ言っていた文句の中に「次のお休みまで待たないとクローバーが摘めないじゃないか」という文句がありました。
彼の中では、お庭で遊べるのは土日しか無いという前提があったのだと思います。

じゃあ摘んであげるか、と思ったのですが、もう暗いし、雨も降っていたので、帰ってから摘めるかどうか確証はありません。
「帰ったら摘んであげる」とは約束はしませんでした。

でも帰宅後に探してみると、無事にクローバーが見つけられたので3本ほど摘みました。
先に家に入っていた子供達は手を洗ったり、走り回ったりしていたので、ティッシュに載せて食卓の長男の席の近くに置いておきました。

clovers

「代わりのじゃダメ、あのクローバーじゃないとダメ」とかそういう事態も想定されたので、下手に「摘んであげたからこれで我慢しな」とか恩着せがましく言うのは逆効果かもしれない、と思いました。

そこで気付くまで放っておくことにしました。
帰宅後、親はやらなきゃいけないこともありますし。

そういう対応も良かったのかどうか、クローバーに気付いた時、長男は小躍りして喜んでいました。
それからは本当にゴキゲンになり、お母さんも許してあげたようです。

夕食時には、自分の食べ物をお母さんにあげたりしていました。
食べ物をあげることは、本能的な「許す」という意思表示かな、と思いました。
一件落着。

クローバー事件を受けて考えたこと

小躍りして喜ぶのを見て、「ああ、彼にとっては本当に大事なものだったんだな」と思いました。
逆に、その時点まではやはりそこまで大事なものだとはなかなか信じられず、半信半疑だったとも言えるのですが。

今回の事件は、大人から見たら大したことないものでも、子供にとっては大切な宝物だったりする、ということを改めて感じました。
そして、今回は子供とのやり取りでしたが、大人同士でも同様のことはあるんだろうな、と。

価値観が異なる相手が大事にしていること、それに考えを巡らすのは大変だけれども、それを尊重できるようになりたいな、と思いました。
常識を振りかざして(まぁ、私自身は世間知らずで常識が無いのですが)、「普通は、こうでしょ」と自己を正当化するのではなく、「(そういう考え方の人もいるのか)すみません」と対応できる方が、成長があるような気がします。

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Comment

  1. 遊々 より:

    こんにちは。遊々です。
    坂根さんは優しい人ですね。
    僕は所帯持ちではありませんが、そんな子供のわがままなんて絶対聞いてあげられないと思いました。
    息子さんはとても優しい両親のもとで育てられて幸せだと思いますが、今の年齢ではそれは分からないでしょうね。
    子育って大変そう・・・。

    • sakane より:

      >遊々さん
      コメントありがとうございます。
      WordPressのコメントに慣れていなかったため、返信が遅くなってしまいすみませんでした。

      優しさに見えるかもしれませんが、子供との駆け引き的な面もありますよ。
      「お父さんは約束を守ったよ、君も約束どおりサッと乗ろうね」みたいな。

      親が開ける側のドアに気をつけるだけで子供が自分から動いてくれるなら、親はその方がとても楽なんです。
      子供の方も、自分の意見を尊重してもらえたという気持ちになると思いますし。

      そういう子供との口約束を、親が忘れないことも、親子の信頼関係に繋がるのかな、と思っています(今回のケースは忘れかけていたわけで、反省しなければいけませんが)。

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