症状
10月から11月初旬まであたりの時期、私のスマホSH-01Dは結構深刻なトラブルに見舞われていました。
それが治ったようなので、事例として紹介します。
(1)Evernoteの検索にすごい時間がかかる
webに読みに行っている、というレベルではなく、何を検索しても4,5分は待たされていたのではないかと思います。
スマホのEvernoteで検索したら、しばらく放って置いてから見てみる、という状態でした。
検索結果が表示された後も、ノートを表示するのにまた時間がかかる。
ダメだ、話にならない。
(2)撮ったはずの写真が保存されていない
保育園の掲示板の写真を3枚撮ったはずなのに、3枚目が残っていない。
翌日に撮り直すと、撮れていたり撮れていなかったり。
SDカードのファイルを見に行ってみると、連番が飛んでいる。
撮ったけどどこかに行ってしまったということ?どこへ?
一時期は1枚余分に写真を撮るようにする、という運用にしたこともありました。
その後、2,3週間後に思い出したように抜けた連番のファイルが出てきたりしたこともありました。
(3)EvernoteのInboxに保存したはずのノートが無い
これもとても困りました。
忘れてしまうEvernoteなんてEvernoteじゃない。
そして、これも忘れたころ、2,3週間後に出てきたりしました。
今にして思うと、よくこんな状態で1ヶ月ほども使っていたな、と思います。
2.SDカードが元凶か?
心当たりは、タブレット用に購入したmicroSDカードのフォーマットのため、SH-01Dの既存のmicroSDカードを外して、まっさらなmicroSDカードを入れて起動したりしたことくらいです。
ちなみに、そんなことをしたのは、タブレットのメニューに「フォーマット」が出てこなかったからです。
(SH-01Dでも結局はフォーマットできず、PCでフォーマットしたんだったかも?)
そのSDカードの抜き差し後、SH-01DのEvernote遅くなったな、という印象はありました。
(1)のように「明らかに遅い」と気付いたのはもう少し後になってからでしたが。
また、(2)及び(3)の症状に明確に気付いた後も「困ったな」と思いつつ対策も取らずに日々を過ごしていました。
しばらくした後にはやしさんの記事を見て、上記のトラブルもSDカードのせいかもしれない、と思い始めました。
トラブルはどれもSDカードを使っているアプリであり、SDカードがおかしくなりそうなこともしたと言えばした(違うSDカードを挿したくらいでおかしくなるはずは無い、とも思うのですが)。
そこでダメ元ではありましたが、重い腰を上げて対策に動き始めることにしました。
3.やったこと
(1)既存のデータのバックアップ
基本的には、大事なデータのほとんどはクラウドにもデータがあるはず(Evernote、Googleコンタクト、Gmail、Dropbox、SugarSync、Remember The Milk)。
ですが後で必要になったら困るので、念のため現状のデータもバックアップを取っておくことにしました。
最初は、問題を単純にするためにスマホからSDカードを外して、アダプターに入れてPCでコピーしようとしたのですが、SDカードアダプターが壊れているのか、うまく認識されませんでした。
逆に、スマホにSDカードを入れたままUSBでPCに繋ぐとリムーバブルディスクとして認識されたので、その状況でコピーをしました。
(2)新規SDカードの購入
フォーマットを試してから、ダメだったときに新規SDカードを試す、という方針でも良かったかもしれません。
しかし、自分の使っている機種で下記のような記事を見つけたので、それも少し気になりました。
キツいSDカードの相性(価格.com)
調べてみるとそれほど高いわけでもないし、元のデータを残したまま作業ができるので、新規にSDカードを買い求めました。
参考までに、購入したのはこれです。当時5,550円でした。
(3)フォーマット
SDカードが届いた後、いきなり挿しても認識されましたが、やはりフォーマットはしておきたい。
しかし、タブレットで直面したのと同様の「フォーマット」がメニューに出てこない問題に直面。
以前はできたような気もするのですが、Andoroid OSのバージョンアップのせい?
ともかく、SDカードにくっついてきたアダプターでPCに差し込み、FAT32でフォーマットしました。
(4)データの復旧
データは基本クラウドにあるはずなので、何も戻さなくても使えるかな、と思っていました。
その方がトラブルも少ないかな、とも。
しかし何も戻さない状態では、いくつかのアプリのアイコンが「Loading」の表示のままになっていました。
はやしさんの記事に、アプリ関連のフォルダの話があったのを思い出し、「.android_secure」だけ戻しました。
そうすると、アプリのアイコンも表示されるようになりました。
大概のアプリはそれでそのまま動きました。
Evernoteだけはサインアウト、サインインしてやったら同期が始まり、データベースをイチからダウンロードしていました。
4.快適な状態に戻った
Evernoteの長い同期が完了した後は、トラブルの発生する前の素直なSH-01Dに戻りました。
本当に、よくあんな状況に耐えていたものだ、と我ながら思います。
嬉しい誤算としては、AndroidアプリにおけるTogglクライアントの比較の記事に書いていた「togglの勝手にログアウト問題」も、Chromeにおいて発生しなくなりました。
Chromeでtogglがまともに使えるようになって、とても快適になりました。
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