[TaskChute]私がよく使う基本操作の紹介 – タスク編集、並べ替え編

TaskChute タスクの変更、並べ替え編 タスク管理

TaskChute タスクの変更、並べ替え編

平成25年合格の司法書士、島根の坂根(@sakane0958)です。
前回の記事で、TaskChuteのタスクの追加と実行を説明したので、今回はタスクの具体的な並べ替え方法を紹介します。

1.タスクの編集(順番の変更を目的として)

日付の変更

初期設定のショートカットキーはCtrl+Wですが、私はCtrl+Eに変更して使っています。
複数行を選択して「日付の変更」を実行すると、複数のタスクの日付をいっぺんに変えることもできます。

表示されるダイアログの初期値は「翌日」になっていますが、数字を入力すれば、その数字だけ後の日付になります。

マイナスの数字を入力すれば、その分だけ前の日付になります。
また、「-」(半角のハイフン)を入力すると、1日前の日付になり、ハイフンの個数を増やすとハイフンの個数分だけ遡ります(「—」と入力したら3日前になる)。

今日の日付の入力

例えば、昨日のタスクや明日のタスクを今日に持ってくる時には、「月日」欄でCtrl+;を押下すると、今日の日付が入力されます。これは、TaskChuteの機能ではなくExcelに元々備わっている機能です。

複数セルの一括入力

例えば、普段は午前中に予定している外出タスクが、今日は午後に変更になった、という事例において、関連するタスクを一括して移動させたいとします。
そういう場合には、変更したいタスクの「節」を複数選択し、例えば「g」を入力後、Ctrlを押しながらEnterを押下すると、選択中の全てのセルに「g」が入力されます。

日付も同様に「月日」セルを複数選択して、確定時のEnterをCtrl+Enterにすると、一括で日付を変更することができます。
これも、TaskChuteの機能ではなくExcelの機能です。

タスクを一番上に持ってくる

節には、アルファベットだけでなく数字を入力しても動作します。
節に「1」を入力すれば、そのタスクが一番上に上がってきます。
優先度がかなり高いタスクが複数ある場合には、優先度順に1から5くらいまで番号を振ることもあります。

後述する★と違って、実行後には数字に変更した跡は残らないので、一時的な優先度変更に向いています。
(実行後のタスクの節は、終了時刻が属する節のアルファベット(大文字)に自動で置き換えられます。)

スター設定/解除

タスクに★(スター)を付けると、その節の中の一番上に上がってきます。
ショートカットはCtrl+Shit+Sを設定して使っています。

その日の重要タスク、目玉タスクにスターを付けると、行全体がボールドになり、目立つようになります。

なお、リピートタスクに★を付けると、リピートによる複製後にも★が残ります。

節内のタスクの順番変更(Noの変更)

Noを変更してタスクの位置を変更する際、よく使うパターンは「1」を入力して節内の一番上に持って行ったり、「10000」を入力して節内の一番下に持って行ったりするパターンです。

これらの操作は、節と節の節目が壁として働いてくれるので、いちいち移動先のNoを確認せずに移動ができるので、楽チンです。

そういうパターンで処理できないときは、500の前に入れたいなら499、500の次に入れたいなら501のようにピンポイントで指定して動かします。
必要に応じてCtrl+Enterも併用します。

2.並べ替えの実行

1.でタスクの順番変更を計画した後、それを実行する処理が並べ替えです。
計画を現実に反映する、みたいなイメージでしょうか。

高速並び替え、通常並び替え

高速並び替えはCtrl+Q、通常並び替えはCtrl+Shift+Qで使っています(初期設定と同じ)。

高速並び替えは、節とNoだけ見て並べ替える感じ。
通常並び替えだと、Modeを見て色を変えたり、見積り時間をみてセルの高さを変えたり、も処理する感じ。
文字どおり、高速並び替えの方が速いです。

Ctrl+Shift+Qは直感的に覚えやすいのでそのままにしていますが、押しにくい。
普段は高速並び替えをメインに使用しています。

私はTaskChute用にゲーミングキーパッドというものを導入しているので、たまに使う通常並び替えは、もっぱらゲーミングキーパッドで処理しています。

ショートカットキー多用派にオススメ!ゲーミングキーパッドでキー選びの悩みを解消(導入編) – 流れるような一日を

3.タスクの削除

必要だと思って作ったけれども、不要になるタスクもあります。
タスクの削除も、よく使う操作の一つです。

選択タスク削除

ショートカットはCtrl+Shit+Xを設定して使っています。
多過ぎる空行の削除など、結構よく使います。

編集後記

タスクの追加ができて、タスクの実行ができて、タスクを思うように並べ替えできるようになったら、TaskChuteでやりたいことはたいていできるようになっているのではないでしょうか。

このあたりの操作に不自由が無くなってきたら、リピートタスクを導入して、セクションラベルを設定したり、節内Sを使いこなしたり、TaskChuteで楽ができるようになっていくのも時間の問題という気が致します。

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コメント

  1. […] この記事は「流れるような一日を」より転載しています。 […]

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