1.自己採点の結果
LECの解答速報を参考に自己採点しました。
午前択一:28/35
午後択一:29/35
不登法書式:7割
商登法書式:9割
(書式の自己採点はかなりアバウトです)
2.感想など
(1)会社法択一満点
自己採点している最中、民法で結構失点していました。
後半に苦手の会社法がひかえているので、「今年もダメだったか」と一瞬思いましたが、会社法は全問正解していました。
直前期の詰め込みで会社法の仕上がりがギリギリ間に合った、ということでしょうか。
実は、会社法に苦手意識を残したままだと、仮に合格できても「会社法が施行されてから合格した司法書士です」とアピールするのがやぶ蛇になりそうで怖いな、と思っていました。
これで実務についてからも自信を持ってアピールできそうです。
(2)午後科目で時間が余った
答練や公開模試でも時間が余ったことはほとんど無いので、本試験の午後科目での最低ラインの目標は「時間切れにならないこと」でした。
開始時間についてちょっとしたハプニングがあったりしたものの、全体的には目標としていた時刻目標をだいたいクリアしながら進めることができました。
結果として、最後に解いた商業登記法書式には60分残すことができ、時間的余裕を持って解くことができました。
その商業登記法書式そのものも、2回に分けて登記するパターンでなく、1回で全部登記するパターンだったのも、時間がかからずに済んだ理由かもしれません。
焦っていると、商業登記法書式の添付書面あたりに差し掛かる頃にはまともに考えらず、思いついたことをとりあえず書くというような精神状態になることも多かったので、時間に余裕があると違うもんだなぁ、と感じました。
(3)不登法書式
枠を外すようなミスは無かったものの、申請人や添付情報で多数のミスをしていました。
元々午後科目は時間が足りないと思っていましたし、遺言執行者が絡む申請人欄の記載には自信が無く、また、特定方法がガラリと変わった添付情報欄も詳細に読み込む暇が無く最低ラインを押さえて適当に片付けたので、仕方ないと割り切っています。
登記の目的でも、名変の冒頭に「2番、3番」を入れ忘れたり、乙土地の「共有者全員持分全部移転」を所有権移転と書いたり、小さい失点が多い答案となりました。
(4)商登法書式
「支配人を置いた営業所移転」を落としました。
でも、それ以外は書けたのではないかと思います。
3.例年くらいの基準点なら今年はいけてるのでは?
予備校が発表する基準点予想等はまだわかりませんが、例年並みなら合格できてるんじゃない?とわが家ではもう勝手に盛り上がっています。
択一はマークミスさえ無ければ、自己採点でほぼ結果がわかる一方、書式は採点基準が公開されていないため、フタを開けてみるまではわからない怖さがあります。
私は字が汚いので字画不明瞭で減点されたらどうしよう、と直前期には心配していましたが、時間的余裕もあったので、そこまでひどい字ではなかったと思いますし、枠を外すような失敗はしなかったはずなので、結構楽観視しています。
そして、今年でようやくベテラン受験生から卒業できるのか、と思うと感慨深いものがあります。数えてみたら受験も6回目でした。
私はこの司法書士業界で補助者をしながらの兼業受験生です。
この業界で仕事を続けていくつもりなら、自分の気持ちが折れるまで何年でも受け続けることになるでしょうから、出口の見えない暗闇を延々歩き続けるような、先の見えなさを感じていました。
それから解放された興奮で、今朝からは何をしたらいいのやら、まだ頭がよく回りません。
とりあえずブログを書いてみました。
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