[TaskChute]toggl_to_TaskChuteアドイン(マロ。さん作成)

TaskChute界でさまざまなカスタマイズを作り出してきたマロ。さんがTogglからTaskChuteの転記についてつぶやいていたのを見かけました。

いつか書くつもりだったToggl→TaskChuteの転記の記事を、良いタイミングだと思ってその朝のブログの記事にしてマロ。さんあてにツイートしてみました。
するとマロ。さんから早速反応があり、Togglについて2,3質問に答えたりしていると、マロ。さんがこんなことを。

その翌朝にはなんとアドインができあがってきました。すごいスピード感。
2,3回ファイルをやりとりして調整した後、お昼過ぎにはばっちり動作するものに仕上がっていました。

toggl_to_TaskChuteがやってくれること

「Toggl」というシートを作って、そこに持ってきたい日付の範囲と、Togglのプロフィールページに記載されているAPIトークンという文字列を貼り付けます。
あとはtoggl_to_TaskChuteを実行すると、「メイン」シートにTaskChute形式のデータが順に1行ずつするすると入って来ます。
日付の範囲を数式にしておけば、人間様がやることは「toggl_to_TaskChute」のボタンを押すだけ。
面倒な複数回のコピペも無く、すぐに使える状態のデータがそこにある!
d転記作業が1分とかからず終わるようになりました。

toggl_to_TaskChuteアドインはこういうことをやってるんだろうなー

アドインなど作ったことも無く、ほぼ初めて触る形でマロ。さんに手取り足取りインストール方法を教えてもらった私が、「きっとこういうことをしてるんだろうなー」ということを推測で書いてみようと思います。
APIトークンというのは、おそらく私のTogglアカウントを特定し、データを参照できるようにするための情報だと思います。
toggl_to_TaskChuteの中には、他にTogglのアカウントと紐付く情報はありませんから。
そして、Toggl側でも仕様を公開していて、マロ。さんはその仕様を読み解いてこのtoggl_to_TaskChuteを作り上げたのではないかと。
そして、Togglからデータを持ってきたら、TaskChuteで1行挿入、Togglのデータを1つ取り出してTaskChute形式に変換、ということをデータが無くなるまで繰り返し、ということが行われていると思います。

BeforeAfter

従前の処理はこんな感じでした。

  • (1)TogglのレポートページからCSVをダウンロード
  • (2)秀丸で文字コード変換とクライアント名の置換
  • (3)Excelで列の入替やソート
  • (4)TaskChuteの空行追加
  • (5)データのコピペ×2回
  • (6)日付の処理
  • (7)F2,Enter,Enter,Enter
  • (8)並び替え

toggl_to_TaskChute導入後は、(8)を除いては全てtoggl_to_TaskChuteがやってくれます。
(8)についてはマロ。さんは自動で組み込んでくれていたのですが、私の使い方ではどうしても朝の重複タスクが存在します。
重複タスクを削除してから最後に手動で並び替えをした方が効率的なので、私の要望で自動処理から外してもらったものです。

[参考までに過去記事のリンク]

[TaskChute]TogglのCSVをTaskChuteにインポート

マロ。さんすごいです

ちなみに、このtoggl_to_TaskChuteには、私が秀丸マクロにやらせていたクライアント名の置換まで組み込んであります。
私専用カスタマイズってことです。
どうしてどこの馬の骨ともわからないような者に、ここまで手間をかけて親切にしてくれるのか。
マロ。さんの発言を読み解くと、根底にはモノ作りへの純粋な思いがあるようです。

ちなみに私の方はTaskChuteのセクションごとの終了時刻を表示させるカスタマイズ等でマロ。さんのことを一方的に知っていました。
魔術師の異名を持つことも何となく知っていました。すごい人なんだろうな、って思ってました(今ではその思いがより強くなりました)。
私にとってはそんな雲の上の人でしたが、もしかしたら何かの参考になるかも、と思って記事を書いてみて良かったな、というのが今の思いです。
最近はとゆさんと一緒にbluewindからEvernoteの新規ノートを追加する方法を実践形式でレクチャーしてもらったりしています。
マロ。先生は教え方も上手いです。

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