[読書]スマホ時代のタスク管理「超」入門

1.kindle版の発売日に購入

2013年1月25日に発売されてから、「kindle版が出るまで待とう」と思って紙の本を買わない選択をしました。

2013年3月8日にようやくkindle版を手に入れ、ほどなく読了。

 

kindleのハイライトで自分の心に留まった箇所を簡単に振り返ることができるので、紹介してみます。

 

ちなみに、昨日(2013年3月29日)あたりからkindleセールの対象になっていて、少し損した気がしなくもないのですが、3週間ほど早く読み始めることができたということなので、損ではないと思うことにしています。

 

2.Myハイライトからピックアップ

(1)時間帯コンテキストの導入

私はタスク管理ツールのタグをたくさん作った割に、うまく活用できていない実感がありました。

具体例を一つ挙げると「(妻)」タグです。

 

タスクを登録する際には手間が発生する割に、タスク実行時に参照して活用しているかというと、そうでもない。

タスク管理ツールを見ずに完了することの方が多く、何かの折に「あ、そういえば完了していた」と気付いてチェックを入れる、ということもよくありました。

 

人をタグで管理するよりも、朝の出勤前、昼休み、夕食時などのコンテキストでタスクを管理する方が、コンテキストをシンプル化できて、登録時にも実行時にもシンプルに動くことができるようになります。

 

私の場合であれば、「(妻)」タグのタスクは、たいてい昼休みと夕食時には妻と一緒にいるので、どちらかに振ればよいことになります。

さらに、妻の両親が同席しているかどうかで、昼休み、夕食時、を使い分けることも、元々の「(妻)」タグ運用より簡単です。

 

ちなみに、この時間帯コンテキストの項についてはkindle版の前にシゴタノの記事で内容が紹介されていたので、それを読んですぐに導入しました。

 

シゴタノ! SP03:「時間帯」というコンテキストでタスクを管理する

 

(2)”実行日こそ管理しよう”

ToodledoではタスクにStartDateとDueDateの2つの日付が設定できますが、その他ほとんどのタスク管理ツールではDueDateしか設定できません。

 

特に実行期間が長く設けてあるようなタスクでよくある悩みですが、タスクに締切日をDueDateとして設定してしまうと、締切日になってタスクの存在に気付き、間に合わなくなる、しかし開始日にしてしまうと、完了するまでずっと「期限切れ」のタスクとして居座り続けるので困る、というジレンマに一つの方向性を与えてくれました。

 

私の場合は、日付を1つしか設定できないツールではDueDateは「実行日」と読み替えよう、と決意しました。

 

それから、タスクが居座り続けることがないように、大きいタスクは一日で完了できる単位に分割する、ということも、自分はできていなかったな、と反省しました。

 

(3)ファーストタスクという概念

朝の一番気力のある時間帯に一番大事なことをしよう、という考え方です。

 

これまで、寝起きはまだぼーっとしているかもしれない、などと勉強の時間を起きてから少し後に回す傾向がありましたが、これを改めました。

 

頭が起きていようと起きていまいと、ともかく始める。始めているうちに乗ってくることもあるし、あまりに効率が悪ければ他のことを挟んでも良いかもしれないが、ともかく起きて最初に勉強をする、と。

 

少なくとも、他のことをやってしまって勉強をするための時間が確保できなくなる、ということはほぼ無くなりました。

今後も続けたい習慣です。

 

(4)週次レビューのやり時は自分で決めれば良い

 

GTDにおいて週次レビューは大事な概念ですし、やったほうがいいことは確かなのですが、しかし「週次レビューができないからGTDをあきらめる」というくらいならやらないほうがマシです。(スマホ時代のタスク管理「超」入門 location 1894)

ここ数週間は個人的に勉強が乗ってきている時期で、その一方、週次レビューは全く時間を取っていませんでした。

 

何となく罪悪感があり、いつかは週次レビューをやった方が良いんだろうけど、今せっかく乗ってる時だから崩したくないな、と葛藤していました。

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それに対しての一つの解が得られたのかな、と思っています。邁進したい時は脇目も振らずに邁進したら良い、と。

それでどうにか回ってる間は、その間にしかできないことに集中するのもアリだし、それを決めるのは自分ってことです。

 

[この記事の執筆にかかった時間 60分]


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