つい先ほど、添付ファイルの復旧をしたところなので、忘備録を兼ねて記事にしてみます。
1.添付ファイル機能の概要
Evernoteの添付ファイル編集時の動作は、いったんローカルに保存したファイルをOSの機能で開き、編集作業終了をEvernote側で検知してファイルを更新する、という形になっています。
下記の記事に詳しいです。
2.問題の所在
私はExcelでよくトラブルになるのですが、変更したはずの内容が反映されていない、Excelファイルが脱落する(今朝初めて遭遇)、というトラブルの経験があります。
必ず発生するわけでは無く、そもそもExcel特有の問題なのか、他のアプリでも起こり得ることなのかは不明です。
補足:アプリケーションの関連付けについて
なお、ファイルを右クリックから「アプリケーションを指定して開く」で開くと編集結果が保存されません(もしかしたらEvernoteクライアント側で対応済みかもしれませんが、少なくとも以前はそういう動作でした)。
デフォルトのアプリケーション以外で編集したい場合は、アプリケーションの関連付けを変更してやる必要があります。
3.問題への対応
上記記事にも出てきた「Attachments」フォルダからファイルをコピーしてきてやると、編集後の添付ファイルが回収できることがあります。
「Attachments」フォルダの探し方は、オプションから「データベースフォルダを開く」から辿ると早いと思います。
「Attachments」フォルダデータベースフォルダ内にあります。
今朝見たところでは、ほぼ全ての添付ファイルに「.backup」という拡張子が付加されていました(以前は素のファイルが置いてあった記憶があります)。
更新日時でソートして目的のファイルを探し出し、拡張子を直してみると、お目当ての編集後のファイルを取り戻すことができたのでした。
4.残念ながらうまくいかない時もあった
今朝のケースは運良くファイルの復旧に成功したのですが、以前経験したケースでは最後の編集結果が残っておらず、途中の変更までしか取り戻せなかったこともありました。
複数回の編集をした際などに、ファイル名の重複を避けるための処理と思われますが、ファイル名に[1]や[2]が付加されてファイルが開くことがあります。
この処理の周りが怪しそうだな、と個人的には思っています。
対応策としては「添付Excelファイルを保存したら、反映されたか再度開き直して確認する」というアナログな対応をしています。
できるだけ早い段階で気付いた方が、傷が小さく済みます。
[この記事の執筆にかかった時間 40分]
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