作業が中断する同期
Evernoteにはノートリンクという機能があります。
http://blog.evernote.com/jp/2012/08/08/9252
私は大好きですが、気をつけていないと「新規ノートのノートリンクを取得しようとしたら同期が始まってしまう」という状況がしばしば発生します。
この同期は通常の同期ボタン等と性質が異なり、迷惑な代物です。
「ノートの同期中」の進捗バーがEvernoteアプリの前面に表示され、その同期が終了するまで後のEvernote本体アプリに触れなくなり、作業ができません。
テキストデータであれば同期にかかる時間もたかがしれていますが、それでも1秒で終わるほど早くもありません。
他のことを始めるわけにもいかず、無駄な数秒を過ごすことになります。
予防
ノート作成直後に同期を走らせておく
運用でカバーする方法として、あらかじめノートリンクを取得しなければならないノートを作成したら、作成直後にあらかじめ同期を走らせてしまう、という方法があります。
そうすれば、完成後には作業が中断されることもなく、スムーズにノートリンクが取得できます。
ツールの活用
気をつけるようにする、という習慣を身につけるのもいいですが、ツールを使うという解決法もあります。
こちらの記事を参考に、Fastnoteというアプリと、ENScript.exeからの同期の実行を組み合わせると、ノートリンクがすぐに取得できる状態のノートを作り出すことができます。
イメージとしてはこんな感じ。
- Fastnoteからサーバへテキストを送信
- 送信後にENScript.exeによる同期が走る
- 同期が完了すると、Evernoteアプリにノートが表示される
つまりローカルのEvernoteアプリに表示される時には同期済みで、すぐにノートリンクが取得できるというわけです。
なお、この記事のとおりに設定しても、ただ「Send」ボタンをクリックしてしまうと、送信後の同期が走りません。
AutoHotKeyが発動するためには、Ctrl+EnterでSendする必要があります。
ちなみにFastnoteを使うメリットとしては、アプリがシンプルなのでテキスト入力中にフリーズしない、というメリットもあります。
私流アレンジ
私は少しアレンジを加えて使っています。
- fastnoteはAHKでなくbluewindを使って呼び出している(ショートカットを新たに覚えるより直感的なので好き。好みの問題です)
- ノートへの追記は基本的にしないので、起動前の同期は省略している。
ちなみにbluewindは下記のjMatsuzakiさんの記事でその魅力が、
とゆさんの記事でその詳しい使い方がわかると思います。
コメント