[花粉症]舌下免疫療法で春をこの手に取り戻す

クシャナ lifehack

島根の司法書士、坂根(@sakane0958)です。
スギ花粉の花粉症持ちです。
2015年9月から舌下免疫療法を始めていますが、効果が出てきているようです。
感想等を書いてみます。

今年はアレグラのみでも平気で過ごせている

去年は、アレグラを朝晩飲むのと並行して点鼻薬と眼薬も使っていたのですが、今年は耳鼻科の先生と相談してアレグラのみで様子を見ています。

今までのところ、スギ花粉の飛散量が多い日であっても眼や鼻に症状を感じることは無く、睡眠不足等の体調が崩れかけている時にも花粉症の症状を感じません。
個人的には、とても順調。

3月4月が自分の季節になった

実は去年までの3月4月は、暖かくなってきて過ごしやすい季節であるにも関わらず、憂鬱な季節でした。

去年までは春を楽しめなかった

本来心地よいはずのうららかな春の風も、「これは花粉がたくさん飛んでいる感じだなぁ」とネガティブなものに感じるのです。
これは大変悲しいことです。
せっかく四季のある日本に住んでいるにも関わらず、「春」の大部分を楽しめないなんて。

この「うららかな春の風」を文字どおりに受け取ることができるようになったのが、今年の春です。

正直、舌下免疫療法を開始したときには、半年で効果が出るとは期待していませんでした。予想以上に順調。
そして、春を楽しめるようになることが、こんなに素晴らしいことだとも想像していませんでした。

クシャナの演説を思い出した

風の谷のナウシカの映画版にて、風の谷にやってきたクシャナが谷の者を前にして演説をするシーンがあります。
春を感じて、これを思い出しました。

我らは、辺境の国々を統合し、この地に王道楽土を建設するために来た。
そなた達は腐海のために滅びに瀕している。
我らに従い、我が事業に参加せよ。
腐海を焼き払い、再びこの大地をよみがえらすのだ。
かつて人間をして、この大地の主となした奇跡の技と力を我らは復活させた。
私に従う者には、もはや森の毒や蟲どもに怯えぬ暮らしを約束しよう。

引用元: 風の谷のナウシカ [DVD]

ちなみにクシャナは↓こんな人。

去年までの春は、いわば「腐海」

花粉症持ちにとって、3月4月の外界はナウシカの世界で言うところの腐海みたいなもんです。
腐海のように肺が腐って死んだりはしませんが、自分の身体に害をなすものが空気中に漂っている。
マスクやメガネで花粉はある程度は防げますが、気持ちの良いものではないし、体内や室内に入れないように気を遣うと疲れます。

でも、順調に舌下免疫療法が進めば、それから解放されるかもしれない。
現時点で既に、私にとっては軽く王道楽土が到来しています。
金色の野を歩いてる気分。

編集後記

舌下免疫療法すばらしい、という話になりましたが、体質によっては副作用が強く出る場合もあるようです。
ありすみっくす(@alicelabo117)さんのように体調に変化が出た場合には、耳鼻科の先生に確認してください。

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個人的にポイントだと思うのは「花粉症シーズン中は開始できない」ことです。
それから、舌下免疫療法以外に「皮下注射免疫療法」という選択肢もあるらしいです。
↓こちらはくにくにネットさんの記事。

[92]スギ花粉治療 舌下免疫療法 or 皮下注射免疫療法どちらにしたか
”ざっくりとした要素とどちらが続けられるか(楽か)で判断した結果最初から最後まで同じ調子 or 最初きついけど、後が楽。当然、後者を選択”

治療を始める前に双方のメリット・デメリットは知っておいて、自分に向いている方で始めるのが良いと思います。

舌下免疫療法は、最初から最後まで毎日の服薬が必要(薬の処方を受けるために月に一回の受診も必要)。
皮下注射免疫療法は、最初は通院間隔が短くて大変だが、維持期に入れば月に一回の通院で済む。

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①睡眠時間が足りてないと、同じ薬でも眠くなり易い。
②睡眠時間が足りてないと、花粉症の症状が出易い。

花粉症の人は、普段よりも十分な睡眠を心懸けるのが良いと思います。

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2014年、2015年はこの運用でした。
アレグラと点鼻薬と眼薬、メガネ・マスク。

今年は点鼻薬も眼薬も無しですごせそうだし、来年はマスクすら不要になるかも。
そうなったら素晴らしい。

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司法書士試験の受験生だった頃から、花粉症の症状を抑えることと眠気とのバランスを追究していました。
司法書士試験は7月にあるので、3月4月は大事な時期です。
3月4月がグダグダだと戦略上大変よろしくない。

いかに副鼻腔炎にならない程度の症状に抑えながら、眠気を最小限にするか?
その後、自分にとっての最適解は見出したわけですが、なかなか難しい命題でした。

舌下免疫療法は、この状況を劇的に改善してくれそうです。

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