1.総合成績
ホップ答練に引き続き、成績の振り返りをしてみます。
もうファイナル答練も終わり、LECの公開模試が始まっていますので、かなり時期を逸してしまいましたが。
第1回 | 第2回 | 第3回 | 第4回 | 第5回 | 第6回 | |
---|---|---|---|---|---|---|
択一 | B | C | C | C | C | C |
不登法 書式 | D | D | A | C | C | A |
商登法 書式 | A | C | C | A | B | B |
総合 | C | – | C | C | C | – |
足切りにひっかかって総合成績が出ていない回が2回ほどあります。
特に第2回では時間切れにより不登法択一にまともに時間がかけられず、お話にならない成績でした。
知識不足で成績が悪いのであればあきらめもつきますが、こういう形での低い点数というのは、良くありません。
2.科目ごとの分析
(1)偏差値
第1回 | 第3回 | 第5回 | |
---|---|---|---|
憲法 | 62.5 | 56.9 | 48.6 |
民法 | 53.7 | 53.0 | 52.5 |
刑法 | 55.4 | 45.9 | 38.8 |
会社法 | 50.6 | 52.9 | 48.9 |
第2回 | 第4回 | 第6回 | |
---|---|---|---|
民民保 | 67.1 | 42.6 | 50.2 |
供託・書士 | 56.1 | 46.1 | 52.0 |
不登法 | 37.4 | 62.0 | 42.1 |
商登法 | 54.4 | 61.2 | 55.2 |
前回同様、自分で「これはまずい」と思う箇所がボールドにしてあります。
今回の試みとして、好調だった科目にアンダーラインを引いてあります。
ちなみに、こういう答練の成績を分析においては、正解問数をベースにすることが多いと思うのですが、私は偏差値を重視しています。
なぜなら司法書士試験は競争試験なので、ほとんどの受験生が解けない問題を解けなくても支障が無いと考えるからです。
また、偏差値が低い科目は自分が他の受験生に比べて苦手としている科目であり、費用対効果が大きい科目である可能性が高い、と考えているからです。
ただ、3,4問しか出題されないマイナー科目については、1問の重みが大きいので、主要4科目よりは指標としての偏差値の意味が薄いかもしれないな、と思い始めたところです。
(2)好調だった科目の分析
a.民民保の第2回、不登法の第4回、 商登法の第4回
前回のレビューで苦手科目として挙げていた民民保ですが、この回は好調でした。
理由を分析してみるに、平素勉強している過去問のサイクルが、ちょうど民民保を回していた時期だった、ということが考えられます。
答練の受講日が3月17日で、民民保の過去問を解いていた時期が2月28日~3月5日。
そして、不登法の第4回、商登法の第4回も同様に受講日の少し前に過去問のサイクルが回ってきていました。
私が基礎講座を受講した海野講師が直前期にオススメしていた方法に、「過去問から問題数を絞って問題を抽出し、それを繰り返しグルグル回す」という方法があるのですが、その方法の効果を裏付ける結果だと思っています。
上記の海野メソッドでは、回すごとに1周にかかる時間をどんどん短くしていき、最終的には一週間くらいで1周回せるようにする、ということになっています。全体を1週間で回せたら、全範囲の知識を薄く広く記憶に留めておけると思います。
(3)弱点科目
a.会社法
全体的に低調です。直前期までにもう少しちゃんと伸びてこないとまずい感じがしています。てこ入れをもっとぐいぐいやらなければならないかもしれません。
b.不登法
波が大きいです。はまった時は強いのですが、そうでないときに大失点をしたりしています。実務の知識があるため、他の受験生と知識の層が多少ずれているのかもしれません。
また、不登法は問題数が多いので正答率だけでなく所要時間にも気を配らなければなりません。不登法択一でどれだけ時間を節約できるかが、書式にかけられる時間を左右するので、不登法は最後まで手を抜くことのできない科目になりそうです。
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