フォートナイトはVictoryRoyaleを獲るゲームだと思っているので、下手くそなうちからでもVictoryRoyaleを狙ってプレイしている。
以前にもそういう趣旨の記事を書いたが、半年ほど経ってシーズンも変わり、意識するポイントも変わってきたので改めて整理してみる。
筆者のスキル、ビクロイ率、キルレの推移
筆者の実力の客観的指標として、シーズンごとのビクロイ率・キルレの推移を示しておく。
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シーズン2 |
シーズン3 |
シーズン4 |
シーズン5 |
シーズン6 |
シーズン7 |
ビクロイ率(%) |
2.7 |
1.9 |
4.9 |
7.6 |
5.7 |
7.7 |
キルレ |
0.94 |
0.84 |
1.23 |
1.49 |
1.36 |
1.32 |
キルレは低い方だと思う。
とはいえ、低いキルレにしてはビクロイしている方なのではないかと自己評価している。
グラフから他にわかることとして、シーズン5まではキルレの上昇とともにビクロイ率も上昇する傾向が見える。
基本的には最後に相手を仕留めないといけないので、当たり前といえば当たり前の話。
主観的な自己分析としては、
- エイムは人並み、中級者にはなってきたと思っている。
- キャラコンは下手。子供とアスレチックやるとあっという間に置いていかれる。
- 建築は課題が多い。具体的には、
- 撃たれたら壁、を反射的にできるようにしたいが習慣化できていない(まず相手を見つけようとしてしまう)
- 建築勝負になると、すぐ相手の居場所を見失う。
- 相手に上を取られたら、階段で飛び出して折り返すしかできない。撃たれないことを祈りながらスピード勝負で駆け上がる。しょっちゅう階段を置き損ねて落下する。
- 実戦での壁の貼り替えができない。
↑こんなスキルの人がこの記事を書いています。
ついでにFortniteTrackerのスクショ(画像をクリックするとチャプター2シーズン7へのリンク)も置いておきます。
こんなスキルでも、うまくやればビクロイ率5~8%くらいはいける。
12~20回くらいプレイして1回ビクロイできるくらいの割合なので、これくらい勝てるとやってて楽しい。
一番大事だと思っていること:とにかく生き残ること
とにかく生き残ること。
当たり前だけれども、下手でもビクロイしたければとにかくこれに尽きる。
後述するように、相手の墜落死だったりストーム死だったり、自分が生き残っているだけでビクロイすることがある。
また、自分みたいな芋ラーでも生き残ることからわかるように、生き残り=猛者とは限らない。
タイマンの相手が格下だったりすることもあるし、たまたま猛者を倒せちゃったラッキーさんだったりすることもある。
とにかく生き残ってさえいればビクロイのチャンスがある。
自身の下手を自認する間は、とにかく敵さん同士に殺し合ってもらって、その間自分は大勢を万全に整えておき、体力シールドMAXでタイマンに臨むというのが一番勝率が高まると思っている。
それを基本戦略として、少しでも勝率が高まるように立ち回る。
僻地を固定降りに選ぶ
数個の宝箱湧きポイントがあり、人と競合しにくいところを固定降りに選んでいる。
- フォークトランペット(北西の遺跡)
- レインボーレンタル(南西の海の家)
- ベースキャンプホテル(南東雪山のキャンプ)
- アプレスキー(南の山頂クラブハウス)
- FNラジオ(クラッギー・クリフスの東の建物)
- ダーティドックス
新規に固定降りを開拓する場合には、マップの宝箱の数等を確認できるツールを使うと便利。
接敵を避け、荒野を進む。安地が決まったら早めに移動手段を検討する。
僻地に降りると、安地が遠くなることも多い。
遠いときには、クルマ等の移動手段を早めに検討し始めておくことが大事。
早めに移動方針を検討しておいた方が落ちついて終盤動ける。
移動する段では、クルマにせよ徒歩にせよ、できるだけ人と競合しにくいところを選んで進む。
安地に移動する場合には、たどり着きやすい安地の際でなく、奥の方を横から遠回りして目指す。
ストームを右か左に捉えながら走ると、索敵の範囲を360°ではなく、もっと狭い範囲に絞ることができる。
ストームギリギリを攻めるということになるので、接敵してしまうとピンチになることもあるが、多くの敵は一直線に安地を目指すので、敢えてギリギリを攻める者はそう多くは無い。
もしUFOがあれば、隠密移動にはベスト。
地面の人にちょっかい出したりせずに最高高度で移動すれば、基本的には目立たずに移動できる。
ただ、UFOでずっと上空で芋ると資材があまり無い状況に陥りがち。
安全そうな場所を選んで降りて、終盤に向けて資材集めをする時間も大事。
資材はレンガを中心に集める
攻略本などでは「レンガは中途半端で集める必要の無い資材」とされていることが多いが、自分は岩を中心に資材集めをしている。
一つには、僻地には岩が多いし、人が居ないので安心して収集できる。
それから自分の建築レベルだと、そんなに多くの資材が必要とならない。
資材が足りなくて負けるようなケースはあまりなくて、500とか600とかを使い切らないうちに決着がつくことがほとんど。
そもそも建築勝負の集中力がそこまで続かない。
500、600くらいなら、移動の合間に苦労せずに集めることができる。
また、木材を最初に使う人が多いので、人の建築と自分の建築の見分けも付けやすいのもメリット。
芋ラーのビクロイパターンを整理してみた
今日までの生涯ビクロイ数が94。
キリの良い100を達成してからこの記事を書こうかとも思ったが、試験勉強でしばらくフォートナイトを離れる予定なので94勝の段階で書いてしまうことにした。
以下に芋ラーの自分が経験したビクロイパターンを挙げてみる。
相手の墜落死
こちらが階段とかで高度を上げながら突っ込んでいくと、向こうも慌てて上を取りに行き、慌てた結果か操作ミスで墜落死することがある。
これはこちらからの攻めの圧をかけている局面でよく生じている気がする。
自分はタクショ、アサルト、サブマという武器構成を基本にしているが、サブマでゴリゴリ圧をかけるのも功を奏しているかも。
相手のストーム死
どこから来る?と身構えていたらビクロイするパターンが存在する。
これは3人生き残りで自分は安地で待ち構えていて、他の2人がストーム際で争っていて、勝った方もストームに巻かれてしまうパターンがよくある(後からリプレイで相手の状況を確認している)。
「とにかく生き残りさえすればビクロイできることがある」という良い実例。
奇襲、不意打ち
大きめのブッシュに隠れ、警戒せずに近付いてきたところを先制するとか、後ろからスナイパーライフルやアサルトライフルで先制するとか、そういうパターン。
猛者は怪しいブッシュを撃ってみたりするので、いつまでも隠れているのが正解とは限らない。
相手の様子を見て、こちらに気付いているかどうかを見極め、アクションを起こすタイミングが重要。
とはいえ、相手の場所が掴めない状況が続くと情緒不安定になるプレイヤーもそれなりの割合いるので、焦らすのか動くのかの状況判断は重要。
情緒不安定になるプレイヤーには、奇襲が効き過ぎるくらい効く。
それから、仕様が変わって最終安地が動くようになったので、そういう面からも、いつ動くのか?は芋ラーの勝率を左右する大事なポイントになった。
タイマンになる前の残りが3名の時点で、撃ち合いが始まったらこっそり移動を始めるのも一手。
撃ち合いをしている時は視野が狭くなっているので、画面に映っていても見過ごされる率が高くなる。
撃ち合いの間に安全な場所に移動し、生き残りを漁夫れるとかなり勝率が高まる。
漁夫
残り3人から相手同士がやりあって2人になった段階で漁夫を仕掛ける、というのが狙ってできれば上述のようにとても有効。
そのためには、見つからないことが重要。
見つかってしまっても、ヘイトを買わず、相手同士でやりあってもらう形にできると良い。
「コイツを攻めるのは面倒臭そうだから後にしよう」と無意識で思わせるような形。
例えば3人残っていて自分をA、敵をBCとして、自分がBと接敵していて攻められているときに自分Aが籠もって面倒臭い状態にする、そこでCがBにケンカ売り続けてくれるとありがたい。
BはCの対応に忙しくなるので、自分Aのことをかまっている暇がなくなる。
BがCを倒した後、満を持してBに襲いかかる、そういうシナリオに持ち込めると良い。
正面突破
上述したように、自分より格下がタイマン相手に生き残ることがある。
そんな時には、階段程度の建築やエイム勝負で勝ててしまうことがある。
格下でなくても、相手が手傷を負っていて勝ててしまうこともある。
とにかく最後の最後まで、ビクロイを諦めてはいけない。
ショットガンが緑でも、勝てたことは何度かある。
資材が底をつき、安地移動も無理、体力も28なので、もう死んだと思った。足掻いてみるもんだ。 pic.twitter.com/3jE3HApFZ4
— 坂根 (@sakane0958) July 23, 2021
この時も緑タクショか。よく勝ったな。 pic.twitter.com/g86IUPYbwe
— 坂根 (@sakane0958) August 1, 2021
こんな武器構成でよく勝てたもんだ。
最後まで諦めずにがんばった。 pic.twitter.com/rmqFYSYc4M— 坂根 (@sakane0958) June 2, 2021
リプレイで相手からの見え方を確認する
上記のような勝ちパターンの分析も、リプレイを見返すことで得られた経験。
リプレイのチェックは芋ラーにとって大変重要な習慣だと思う。
「勝ちに不思議の勝ち有り、負けに不思議の負け無し」と言うが、自分が勝てた理由がわかるし、負けた理由がわかる。
向こうも弱っていたんだな、とか、向こうからは丸見えだったんだな、とか、このタイミングでマシンガンカチ込まれたら慌てるよな、とか。
とにかく「あれ?」と思ったときにはリプレイを確認することは大事で、芋ラーにとってかけがえのない知見を得られることが多い。
パラサイトは芋ラーにオススメ
シーズン7で登場したパラサイト、賛否両論あるようだが個人的にはオススメ。
積極的にもらいにいくスタンス。
デメリット:たまに音を出すので、隠密行動的には△
ブッシュに隠れていても、たまにキシャー音を発するので、そこはデメリット。
しかし、デメリットよりメリットの方が大きい。
ネフライト氏も「ファミリー」と呼んで可愛がっていることからもわかるように、恩恵が大きい。
寄生させると体力が減るのもデメリットの一つだが、その分ヘッショを防いでくれるし、デメリットとメリットは相殺されていると思う。
体力の上限が下がることを踏まえて、医療キットより包帯、体力回復よりシールド系を重視して持つなど、インベントリ構成も攻めに寄せることができる。
パラサイトのメリット
しゃがみ移動でもそれなりのスピードで動ける
芋ラーとしては、音を出さずに移動できるのは大きい。
隠れ場所から隠れ場所へと移動する際、しゃがみ移動でもそれなりのスピードで移動できる。
見つからないことを優先する場合、これはかなり大きなメリット。
移動が早くなるので、ストームに巻かれることが無くなる
僻地から安地移動するのに、ストームの収縮速度を気にしなくてもよくなるのは安心。
遠回りしても、ストーム死を心配しなくてもよいのは安心。
ストームを背に、安地に向かう敵を後ろから追うようなスタイルも取り得る。
奇襲の際、相手の慌てぶりが大きくなる気がする
ヘッショをもらっても即死しないメリットと速度の速さとで、奇襲にはとても向いている。
ボックスに入り込んでからの相手の動揺も大きく、奇襲効果を高めている気がする。
音の小さいツルハシ
音関連の有利不利でついでに紹介すると、ツルハシにも有利不利があるらしい。最近知った話。
ネフライト氏によればスタッドアックスというツルハシが音が小さくて良いらしい。
ただ、スタッドアックスは常時売っているわけではない。
だったらショップに並ぶまで待つしかないと考えるのは早計で、自分のロッカーでツルハシの音を比較してみると、素人の耳でも結構音の差があることがわかる。
持っている中で音が小さいものを選んでおけば良さそう。
自分はこれを使っている。↓
どのようにして入手したのか記憶に無かったが、調べてみるとどうやら「世界を救え」で入手したツルハシらしい。
グライダー考
グライダーにも有利不利がある。
ただ、これはプレイスタイルによってベストの選択が変わる気がする。
猛者の間ではぶら下がる系よりも上に乗る系、しかも動きが大きいものが撃たれにくいので有利、というのが定説らしいが、そういうタイプは音がうるさいものが多い。
芋ラーとしては派手な立ち回りよりも隠密行動を重視したいので、音が少ないグライダーの方が良いと思っている。
ツルハシ同様、自分のロッカーで音を聞き比べて選べば良いと思うが、音が小さいのは傘がオススメ。
これ↑はビクロイ傘だったと思う。
スキン考
さらに言えば、スキンにも有利不利がある。
まず、当たり判定はスキンで変わらないという説もあるが、わなび〜さんの検証によれば当たり判定は身体の大きさによって変わるので、小柄なスキンが有利、大柄なスキンは不利。
ブッシュに隠れる場合は緑系、雪山だと白系のスキンが有利だと思うが、最終安地はランダムなので、色については深く考えても仕方ないところがある。
最終的には手持ちのスキンの中から好みのものを選ぶことになるでしょう。
ちなみに自分の歴代スキンはこんな感じ。
- マヤ
- ティナ
- スカイ
- ジュールズ
- ストーム
- レクサ
- ラベージ
- ララ・クロフト
- タラーナ
- ハーレイ・クイン
編集後記
自分はエモートに興味が無いのでチャレンジ以外でエモートをすることが無く、ビクロイ後にもエモートをしない「棒立ちマン」で長らく来たのだけれど、子供から「棒立ちマンにやられたら、初心者に負けたみたいで相手が可哀相だよ」と指摘を受けて、最近はビクロイエモートを習慣化すべくがんばっている。
今は手持ちのエモートの中から、ハーレイ・クインのスキンに合っている気がしてブーミンを使っているが、良いのがあれば乗り替えたい。
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チャプター2シーズン5当時に書いた芋ラー向けのビクロイ記事。
当時から比べると経験も積んだので、接敵した際に「あ、こいつは格下だ」と感じるケースも増えてきた。
それでも、ビクロイを目指そうと思えば接敵を避け、とにかく生き残ることが最優先、という考え方は変わることはなかった。結局、一番合理的。
経験を積んで変わったこととしては、敵に見つかっていない状況でも、そのまま隠れ続けるよりも出て行った方が勝率が高まる場面がある、ということを意識できるようになったことか。
マップを見てストームの収縮を踏まえ、残りの敵はどの辺りに居そうか、どの辺りに自分が移動しておけば、自分だけが状況を把握した状態で漁夫に移れそうか、とか考えて動けるようになった。
昔は「とにかく運頼りで待つ」という戦略がベースだった気がする。
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