島根の司法書士、坂根(@sakane0958)です。
クルマ社会に生きているので、かなりの時間をクルマの運転席で過ごしています。
クルマの運転中には、いろいろなことを思いつきます。
やらなければならないことだったり、良いアイデアだったり。
昔から、そういう状況において良いアイデアが浮かぶということは知られていたようです。
孤独なのに孤独感を感じない時-三上と三中 | ライフハック心理学
孤独を感じにくいところで、孤独になる。それがいい発想を持つためのアイデアハックだと思う。できればメモを取りやすいようにしておくこととさらにいい。 …
”三上は、馬の上、厠の上、枕の上で面白いことが考えつきやすいということ。いずれもメモが取りにくい場所だと野口悠紀雄さんが指摘していた。”
(中略)
”1人なのだけれど、1人だということを感じない時、一般的にいい発想が浮かびやすい気がする。”
(中略)
”孤独を感じにくいところで、孤独になる。それがいい発想を持つためのアイデアハックだと思う。できればメモを取りやすいようにしておくこととさらにいい。”
運転中の思いつきは儚い命
運転中の思いつきは、連続して2つも3つも出てくることがあります。
でも、悲しいかな2つも3つも出てくるときは、そのほとんどが失われてしまうことが多い。
目的地に到着したとき、3つとも転記できたら超ラッキー、2つ残っていれば良い方、通常は1つくらいしか覚えていられません。
仮に運転中に急ブレーキを踏むような状況があれば、一発ですべて飛んでしまいます。
そもそも運転に集中しながら、それらを覚えておこうとすること自体が無理なのです。
そうすると、次に考えるのは忘れる前に「記録」することです。
運転中は紙のメモでは間に合わない
運転中以外の状況におけるメモには、私は薄いメモ帳を使っています。
スマホで入力するより、手書きでささっと書く方が楽で早いです。
でも、運転中には薄いメモ帳をもってしても、信号待ち等のわずかな時間でメモができないのです。
メモするには両手を使う必要があり、それもハードルを上げる一因。
パイロットやタクシー運転手等が使うと言われる「ニーボード」と呼ばれるメモボード(ももに装着するらしい)をネットで探してみたり、左手の甲にボールペンで書いてしまうことを検討した時期もありました。
いろいろ試行錯誤した結果、私が最終的に行き着いたのはボイスレコーダーでした。
運転中のメモにはボイスレコーダーが最適
ちなみに、買ったのはこういう機種です。
ボイスレコーダーの選定基準
パソコンに接続してデータを吸い出したりする機能は無く、とてもシンプルな機種です。
商品を選ぶに当たって重視したのは、こんなところ。
- 価格
- 片手でも操作できそうか
- 単体でも再生できるか
使ってみての感想
満足できる商品だと思います。
Fitのドリンクホルダーに立てて置けるので、必要な時にさっと使えます。
ボタンもシンプルなので、使い方に迷うことも無い。
電源の切り忘れ対策として、無操作での自動電源オフもありがたい。
口に近づけて録音すれば、ラジオや音楽を流している中でもちゃんと音声メモが聞き取れる状態で録音されるので、音質もメモの用途であれば十分です。
容量も、私の場合は十分です。
目的地に到着して薄いメモ帳に転記したら、ボイスメモの役割は終わり。
その用途には十分過ぎる容量があります。
編集後記
普段自分が乗るクルマ2台のうち、もう1台用にもボイスレコーダーが欲しいな、と感じ始めたことが今回この記事を書こうと思ったきっかけでした。
プライベート用のクルマは家族と一緒に乗ることが多いので、ボイスレコーダーは不要だろうと考えていましたが、一人で乗ることもちょくちょく増えてきました。
その際にボイスレコーダーが使えない状況がもどかしくなってきたのです。
2台目のボイスレコーダーも、同じ操作で扱える方が楽なので、同じ機種を購入しました。
使っている機種に特に不満が無かったということでもあります。
なお、運転中は安全が最優先です。
運転中の使用はオススメしません。信号待ち等の機会を待ちましょう。
また、メモに気を取られて信号が青になったのに気付かない、というような迷惑行為も無いようにしたいものです。
私は運転中のアイデアはあくまで副産物であり、うまく刈り取れればもうけもの、くらいに思うのが良いと思います。
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