[親指シフト]Windowsで使える練習用ソフトの紹介

NICOLASection9result blog

島根の司法書士、坂根(@sakane0958)です。

私が親指シフトの練習をするのに使った二つのソフトを紹介します。
「親指シフト練習」と「TypeWellFT」です。

ソフトで練習するメリット

ソフトの詳細を説明する前に、そもそも練習用ソフトを導入するかどうかについて。

私は練習の初期には「テキストエディタにNICOLA派宣言の例文を打ち込む」という練習をしていました。
ひたすら空いた時間に例文を打ち込んでいたのですが、これがなかなか辛い。

とっかかりの面倒臭さとモチベーションの兼ね合い

時間を測ってやれば、上達が目に見えて、モチベーションに繋がる面があると思います。
ただ、時間計測することにするとそもそも練習が面倒になってしまいそうだったので、量をかせぐ方針を採りました。

ソフトを練習に導入してからは、以前の自分との差が見えるので、かなりモチベーション維持に貢献しました。
また、標準的な入力速度に達したかどうかが判定されるので、自分のレベルを客観的に知る手がかりにもなります。
それから、テキストエディタに打っていると打ち間違いに気付かないことも多いのですが、練習ソフトだと嫌でも気付けます。

結論としては、練習用ソフトを使えば、時間計測の面倒臭さもモチベーションの維持も一気に解決するので、練習用ソフトを使った方が良いです。
テキストエディタだけの練習と、練習ソフトを使う練習とでは、練習の効率において竹やりとクロスボウ程度の差はあると思います。
できるだけ早い段階で導入を検討しましょう。

「親指シフト練習」は初期の配列を覚える時期に、「TypeWellFT」は入力速度を上げていく時期にそれぞれ役立ちます。
なお、TypeWellFTはNICOLA派宣言の例文等を登録すれば、配列を覚える時期にも有用です。

親指シフト練習

インストール

親指シフト練習のアプリケーションそのものは、今でも富士通のサイトからダウンロードできます。
ただ、64BitのWindowsでは実行時にエラーになります。

親指シフト練習(OYATYPE)をWindws7(64bit)にインストール – かもめ~る通信
原因は自己解凍プログラムが64bit対応していない為。 …
”原因は自己解凍プログラムが64bit対応していない為。”

問題は圧縮ファイルの展開時にあるので、ダウンロードした自己解凍ファイルを32Bitマシンで解凍し、それを64Bitマシンに移せば大丈夫です。
ソフトのインストール自体は64Bitマシンにもインストール可能。
または、後述するFacebookグループで配付されているZIPファイルからソフトをインストールすることもできるでしょう。

私は32Bitマシンがまだ手元にあったので、32Bit経由でインストールしました。

練習時の注意:やまぶきRでは途中動かないステージがある

私は「やまぶきRの設定をいじれば動くようになるのでは?」と思い、いろいろ試行錯誤しましたが、うまくいきませんでした。
ダメだったらSkipして先に進むのが良いと思います。
最初の方と最後の方のステージは、ちゃんと動作します。

TypeWellFT

タイピングソフト|タイプウェルFT
IMEに対応した実践形式のタイピングソフトです。和文・英文を問わず、お気に入りの文章を簡単にタイピングの教材として利用することができます。 …
”IMEに対応した実践形式のタイピングソフトです。和文・英文を問わず、お気に入りの文章を簡単にタイピングの教材として利用することができます。”

このソフトの特徴:自分で練習文を登録する

2つ目のソフトです。

先に紹介した「親指シフト練習」の方は、練習用の文章が最初から登録されています。
逆に、登録されている文章しか練習できません。

今から説明するTypeWellFTは、初期登録されている例文が日本国憲法など、普段使う日本語からはかけ離れた文章しか登録されていません。
どんな文章で練習したらいいんだろう?」と悩んでしまうと、なかなか取り組めない面があります。
私も使い始めるまで腰が重かったのを覚えています。

「練習文を自分で登録しないといけない」というこの特徴は、デメリットでもありますが、一方ではメリットでもあります。
お仕着せの文章だけでなく、自分のよく使う言葉だけを練習することができるので。

オススメは、NICOLA派宣言の例文

迷ったらまずはNICOLA派宣言の例文を登録して練習するのがオススメです。
NICOLA派宣言の文章は、いろいろよく考えて作られているので、配列を覚えるまでに繰り返し入力して練習するのに最適です。

慣れてきたら「よく使う単語」を登録して練習

日常の入力も親指シフトで入力するようになってきたら、自分が苦手な単語がだんだんわかってくるでしょう。
そういう単語を含めた「よく使う単語集」を練習文にすると、上達が早いですし、日常の日本語入力のストレスが早く減らせます。

親指シフトのFacebookグループに参加しよう

親指シフトユーザーの集まる場として、有志のFacebookグループが作られています。
ちょこちょこ投稿が有り、メンバーもたまに入会されているようです。

Facebookグループ 親指シフト

私が親指シフト練習とTypeWellFTを知ったのも、ベテランユーザーの方の投稿がきっかけです。

Facebookグループ 親指シフト ベテランユーザーの語る親指シフト練習とTypeWellFTの特徴

初心者に対してもウェルカムな雰囲気があるので、親指シフトに取り組み始めたらとりあえずグループに入れてもらったら良いと思います。
いろいろと刺激、勉強になると思います。

編集後記

イド(@idomars)さんが私の記事を参考に親指シフトを始めたとの報告を受け、「そういえば自分の親指シフト体験記はほとんど書いてないな」と思いました。
そこで今回の記事を書く気になった、というわけです。

そうこうしているうちに、イドさんもご自分でTypeWellFTにたどり着かれましたね。

参考までに私も現時点での「Section 9. 仕上げの練習(1)」の結果を晒しておきます。

Image

まだまだミスタイプもありますし、スピードも限界というわけではありません。
スピードアップの余地はまだまだあると感じています。

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