1.fmjののりさんからtwitterでアドバイスいただきました。
[育児]暴力を振るったら負けだと教える – 流れるような一日を
ゲンコツは封印しました。
この記事(以後、「ゲンコツ記事」と呼びます)を書いたところ、ファミリーマネジメントジャーナルの主催で、2人の男児の母であるのりさん(@norixnori)からtwitterでアドバイスをいただきました。
少し長くなるかもしれませんが、引用します。
4歳の長男が2歳の妹に手を出すのは「暴力」じゃなくてまだ自己防衛なんじゃないかな?
— のり☆くらしすたんと☆fmj (@norixnori) September 15, 2013
暴力は意図的に相手を傷つけようとするものと考えているので。
— のり☆くらしすたんと☆fmj (@norixnori) September 15, 2013
モノを取ったり取られたりするときに手が出るのはある程度の年齢までは仕方ないので、何度も何度も「ダメ」と教えるしか無くて言い続けてるこっちが逆に何度手を出したくなったことか(苦笑)
— のり☆くらしすたんと☆fmj (@norixnori) September 15, 2013
@neunz19 いえいえいえ(照)…でもそうおもってもらえるコトがファミリーマネジメントジャーナルの意味のひとつでもあるのですごく嬉しいです!
— のり☆くらしすたんと☆fmj (@norixnori) September 15, 2013
.@neunz19 多分これはすごく大事なところで「ヘラヘラしてる(ように見える子ども)」「他にどうすりゃいいのか?(親の葛藤・限界)」の2つについて。(続く)
— のり☆くらしすたんと☆fmj (@norixnori) September 16, 2013
「他にどうすりゃ良いのか?」というのはたくさんパターンを他の人から教えを請う、という方法があると考えています。そこは女親の得意なところかもしれません。立ち話のときに、「こんなことがあったけどどうしてる?」と、他のママさんに聞いたりします。
— のり☆くらしすたんと☆fmj (@norixnori) September 16, 2013
「他にどうすりゃ良いのか?」4歳と2歳で大人の論理を理解できるはずもない。と、最初からそういうつもりで対応するしかないかも。どうしてもわかってほしいことは「たたかない」叩かないことなのに、自分が叩いちゃったら4歳じゃ混乱してしまう。
— のり☆くらしすたんと☆fmj (@norixnori) September 16, 2013
例えば「叩きたくないのに叩いてしまう自分を抑えられない」のであれば注意するのをママにかわってもらってもいいですよね。
— のり☆くらしすたんと☆fmj (@norixnori) September 16, 2013
私が書いたんじゃないので手前味噌じゃなくて手後味噌?!fmjのなおさんが書いた「子どもの心を育てるコツBook」もぜひ、参考にしてみてください。http://t.co/3LOaBDDuzB: 白尾 直子: 本 http://t.co/icJ5HchivD-
— のり☆くらしすたんと☆fmj (@norixnori) September 16, 2013
@neunz19 すごくわかります!私は長男誕生時に縁もゆかりも土地勘もないところで育てざるを得ず(妊娠8ヶ月で引っ越し)どこの誰に相談して良いかもわからず産後うつで籠ってしまい「相談」の概念がすっぽり抜け落ちてました。次男のときは長男の成長でコミュニティがあり助かりました!
— のり☆くらしすたんと☆fmj (@norixnori) September 17, 2013
@neunz19 相談大事!
— のり☆くらしすたんと☆fmj (@norixnori) September 17, 2013
それに対して私が感じたことを整理してみます。
(1)4歳長男の暴力は自己防衛
そう思って見てみると、確かに自己防衛です。
物の取り合いだとかが多いし、発端が妹にあることも多い。
妹と比較してお兄ちゃんに見えてしまうけど、それでもまだ4歳、ってことなんですよね。親はそこを自覚していないといけない。
(2)親が怒ってるのにヘラヘラしてるように見えるのは「混乱」している状態
これはなかなかピンと来なかったというか、感覚としてスッと入ってこなかったです。
「妹をわざと泣かせたらダメ」とか「怒っても叩いたり押したりしたらダメ」とか、わかっていないわけがない、と感じてしまいます。
でもこの記事を書きながら今考えてみるに、中学生あたりになってからも「怒られてるのにニヤニヤしてるんじゃない!」みたいなシチュエーションありますね。
それと同様の普遍性のある本能的な反応ってことなんでしょうか。
いろいろ屁理屈こねる頭があっても所詮まだ4歳なので、「ここでヘラヘラしてたら大人がどう感じるか」なんて想像しないで動いてる、ってことでしょうね。
必要以上に反省の態度を求めないようにしたいと思います。
ちなみに、このヘラヘラに対して大人がムキになって反応すると、どんどん叱り方がエスカレートするという泥沼にはまります(経験談)。
(3)おかめ八目
こうしてのりさんからtwitterでアドバイスをいただけたことで、ウチの子が特別乱暴というわけでもない、と思えるようになり、「みんな通る道なんだろうな」と思えました。
自分が当事者として子育てしてると状況を客観的に見ることが難しいのですが、経験豊富な先輩ママのアドバイスは説得力がありました。
この相談を通して、今置かれている状況が自分でも俯瞰的に見られるようになったかな、という気がしています。
子育てにおいて、親の周りに相談できる場があるかどうか、大きいことだと感じました。
2.はまさんからアンサー記事を書いてもらえました。
自分の子供に手をあげないため、親はどうすればいいんだろう?
”せめて親がなるべく注意せず済むよう、子供が危険なことをしないよう、環境づくりをしていこうと思います。”
1児の父であるはまさんが、ゲンコツ記事を読んで上記の記事を書かれました。
そもそも問題が発生しないよう、環境を変えるのは、根本的な解決になりそうですね。
3.「児童精神科医ママの子どもの心を育てるコツBOOK」読んでみました。
のりさんにオススメしてもらった、なおさん(@naoko_s)の本を早速読んでみました。
ちなみに、なおさんは、ファミリーマネジメントジャーナルの執筆陣の一人で、児童精神科医です
。
育児において、「子供の心の育て方」は最重要課題の一つなので、興味深い内容ばかりで一気に読めました。
今回のゲンコツの話に関連していくつか話題をピックアップすると、
・叱るよりほめる方が良い
・上手にほめるコツ(ペアレントトレーニング)
・効果的な叱り方(してほしくない行動を無視する、許しがたい行動は取引をする・選択肢を与える)
・体罰はエスカレートしやすい
といったところが参考になりました。
特にペアレントトレーニングで紹介されているやり方は良さそうです。ウチはこれでうまくいくのでは、という希望が持てました。
長くなりそうなので、別途記事を書いて紹介してみたいと考えています。
4.編集後記
こういうネガティブなことが絡む話ってなかなか表に出にくいと思うのです。
うちでは兄妹間の押したり叩いたりが収束してきたと感じたので、ゲンコツ記事も日の目を見ることができ、こうして皆様に話題にしていただきましたが、今でも日常的にゲンコツしてたら、そんな罪の告白みたいな記事を公開できたのかどうか。
今回、皆様に取り上げていただいて、結構多くのパパが葛藤してる問題なのかもしれないな、と感じました。記事書いて良かったな、と思います。
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