[読書]アキヅキダイスケさん著『Androidスマホ&クラウド「超」仕事術』から得たこと

1.本の紹介

『Androidスマホ&クラウド「超」仕事術』はfmj執筆陣の一人、子育てサラリーマンブロガーのアキヅキダイスケさん(@akizukid)の処女作です。

買ったのはかなり前です。読み終えたのも結構前のこと。

 

記事にするのが遅くなってしまって恐縮ですが、その代わりに自分が実践してみて身についたものを厳選して紹介してみます。

アキヅキさんの教えにも沿っているのではないかと思います。

 

2.CallTrack

CallTrack

制作: asterdroid mobile
価格: 無料
平均評価: 4.6(合計 3,846 件)

posted by: AndroidHTML v2.2

「CallTrack」はAndroidでの通話記録をGoogleカレンダーに記録してくれるアプリです。一度設定してしまえば、後は通話相手名(連絡先の名前)、電話番号、通話時間がGoogleカレンダーに自動で記録されます。
(中略)
コツはCallTrack専用のカレンダーを作ることです。

(Android仕事術P191「CallTrackで自動的に通話記録を残す」より)

 

電話の通話履歴、普通は最新の20件くらいしか参照できないと思います。

 

私はライフログ大好きな記録好き人間なので、ガラケー時代から「もし可能なら、通話履歴は全部取っておきたい」と思っていました。早速インストール。

 

CallTrack専用カレンダーを作っておけば、Googleカレンダーでは簡単に表示・非表示が切り替えられるので邪魔になることもありません。

 

(1)活用例

私の場合、お客さんに自分の携帯からかけることはほとんど無く、もっぱら家族や両親との通話がメインです。

 

つまり主目的は自分の「記録欲求」を満たす、という点にあるわけですが、もっと具体的にCallTrackが役に立つケースとしては、「言った言わない」問題の資料の一つになります。

 

「言った言わない」問題は、しばらく時間が経ってお互い記憶が薄れかけたころに発生することが多いのですが、記録さえあれば「○月○日に電話かけた」ということは自分に自信を持つことができるわけです。

 

CallTrackは話した内容までは記録してくれませんが、かけた(又は受けた)記録だけでもあれば重宝します。

 

【余談】

通話履歴はむしろプライベートより、仕事で重要な意味を持つことが多いと思います。

 

うちの事務所の電話機は、主装置にLAN内からブラウザでアクセスするとCSVで通話履歴をダウンロードすることができます。

この通話履歴も日々流れていってしまうので、私はロケットマウスというシェアウェアを使って定期的にダウンロードして蓄積しています。

 

大変ニッチな領域の話なので記事にする予定は今のところありませんが、もしご要望があれば検討します。

【余談終わり】

 

(2)tasker記事のきっかけにもなりました

[tasker]クルマの乗降時刻をBluetoothのON/OFFから自動記録 – 流れるような一日を
BluetoothのON・OFFのタイミングをGoogleカレンダーに記録

上記のシステムを考えるに当たって、「ログをカレンダーに記録する」という方法をすぐに思いついたのは、当時CallTrackを使い始めていたからです。

 

通話履歴にせよ、クルマの乗降記録にせよ、不要な時には隠れていて必要な時には時系列ですぐに確認できる、というGoogleカレンダー方式はとても便利です。

 

3.Twitterとの付き合い方

Android仕事術を読んだ当時、私はTwitterの全てのタイムラインを追いたい思いと、新規フォローしたい思いとの間で葛藤することがありました。

 

「この人のツイートに興味はあるけど、この人はものすごい量のツイートをするんだな」とツイート量を理由としてフォローしない選択をしたこともありました。

 

そんなTwitter初心者だったころの私には、下記のアドバイスはとても役立ちました。

 

・たくさんフォローする
・タイムラインをすべて読むことは諦める
・意見が違うユーザーをフォローする
・どんどん呼びかける
・返信が来なくても気にしない

(Android仕事術P252「Twitterでの情報収集のコツ」より)

 

新規フォローに悩むことも少なくなりましたし、返信がなかなか来なくても「来なくて元々」とか「Twitterに触れない時間の方が長い人が普通だよね」とか、のんびり考えるようになりました。(それでも気になってしまう時もありますけど)

 

Android仕事術のおかげで、Twitterと肩の力を抜いて付き合えるようになったと感じます。

 

4.編集後記

読んだ当時、既に実践していたこともいくつかありました。

薄いメモ帳は使い始めていましたし、私も「多ToDoアプリ派」です(私はたった2つだけですが)。

 

つまり、この本には普遍性のあるお役立ち情報が載っている、と言えるのではないでしょうか。

 

世間的には、単一ToDoアプリ派が王道、という扱いを受けているので、私ももっと多ToDoアプリ派を啓蒙していきたいですね。ツールが分かれているのも、慣れれば便利です。

 


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