島根の司法書士、坂根(@sakane0958)です。
本日(平成26年6月1日)、簡裁訴訟代理等能力認定考査の試験が無事(?)終わりました。
試験会場
測量士補試験と異なり、広島市内の会場でした。
例年本試験が行われる「広島工業大学専門学校」という大学なんだか専門学校なんだかよくわからない司法書士試験受験生にはおなじみの施設。
電気工事系の国家試験も同じ日だったので、たくさんの若い人が居ました。
会場に着いた当初は「こんなにたくさん若い司法書士で、しかも顔を知らない人がいるはずがないけどな」と思いました。
部屋に入ると、同期の面々と再会でき、ひと安心。
手応え
今年の論点は売買。代理絡みのよくあるパターンの問題で、論点としては、基本的な論点だったのかな、と。
基本ができてる人はちゃんと解けるのでしょうね、という印象でした。
私も何かしら書くことはできたので、自分の実力は出せたと思います。
あとは、それが合格レベルに届いているかどうか。
届いていなかったら、来年の6月まで認定考査の勉強が続くわけですが、それはそれで自分の司法書士人生の中で重要な積み重ねの一年になるのかな、という気もします。
来年も認定考査が行われれば、という条件付ではありますが。
携行品
受験票の表記を信じると、ボールペン類とラインマーカー類しか置けなさそうな感じ。
しかし、直前の説明で机の上に置いて良いものとして、下記の物が挙げられていました。
- 500ml程度までのペットボトル飲料
- 鉛筆等
- 時計
- 定規
私はペットボトル飲料を用意していなかったので、12:40からの説明が終わった後、12:45までの「トイレに行く人は行っておいて下さい」というわずかな待ち時間に、慌てて地下の喫茶スペースに買いに行きました。
暑い日だったので、買いに行ったのは正解だったと思います。
定規は、時系列を線で整理する人はあると良いかもしれませんね。
無くてもきれいな線が引けないだけのことですし、必要と思えば鉛筆等で代用することはできるでしょうけれども。
勉強時間[2014年6月2日追記]
測量士補と同様に、studyplusの勉強時間を掲載しておきます。
認定考査の勉強の主戦場は昼休みでした。直前期の4,5日くらいは夜にも勉強しましたが、せいぜい30~60分程度。
ちなみに朝の勉強時間はほぼゼロ。ブログのためなら早起きもできますが、勉強のために早起きするのは強いモチベーションが無いと難しいです。去年の自分はよくやってたなぁ、と思う。
去年は「今年合格する可能性を少しでも上げるために、少しでも多く積み上げる」という強いモチベーションがあったからでしょうね。
総計:24時間43分。
編集後記
認定考査が終わった後は、同期と軽く交流して帰りました。
前回の認定考査の模試の時にはゆっくり話せなかったNさんとも、わずかな時間ではあれ、話ができて良かったです。
これまで認定考査の勉強のため、思うように動けなかった同期の面々もいたと思いますが、これから皆、バリバリ動いていくんだろうな、と感じました。
私も負けないように仕事、自己研鑽、家庭、ブログ、それぞれの分野でがんばりたいと思います。
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今日の認定考査の話に戻りますが、今年の認定考査の問題は(2)が例年と異なり、請求の趣旨を書かせない問題構成でした。
(1)で訴訟物を問うた後、(2)ではいきなり請求の原因を書かせるという。
ちょっと面食らいました。
それから、認定考査のドレスコードは同期もほぼカジュアルで来ていました。
暑くなりはじめる季節なので、快適な服装で受験するのがオススメです。
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