平成25年合格の司法書士,坂根(@sakane0958)です。
特別研修の真っ最中です。今日は気になっていた事前課題も一段落したので,好きなことをやっています(ブログを書いているということです)。
さて私は元々はデジタル派です。
受験勉強においても,紙の六法はほとんど使いませんでした(法令データ提供システムのお世話になっていました)。
また,答練や本試験の時以外には腕時計も使わず,スマホの時計で済ませていました。
そんな私ですが,年末の中央研修あたりから,紙の六法や腕時計にも存在意義があると感じたので,シェアしてみます。
紙の六法の良いところ
1.様になる
これは多分に感覚の問題ですが,年配の方の中にはスマホやタブレットを面前で使われると,あまり良い気持ちがしない方がいると思います。
端から見てるだけでは,何してるのかわかりませんからね。
メール打ってると勘違いされてもおかしくないです(断ってから使えば良い話ですが)。
その点,紙の六法だと「あ,条文調べてるんだな」と,よくわかります。
2.失礼が無い
これは主に講義での話ですが,スマホで調べる前提だと電源が点いているということです。
うっかりマナーモードにし忘れていて講義中に鳴ったりしようものなら,講師の先生に失礼です。
前期の中央研修でスマホやタブレットでの条文検索が禁止で,紙の六法を持参するように,と言われていたのはこの趣旨だったように思います。
この点,紙の六法が電子音を出すことは無いので安心です。
3.検索スピードが速い
特別研修の初日のガイダンスで告知されていたことですが,去年までの講師の弁護士の先生からのお言葉として「タブレット等で条文検索してもかまわないが,検索スピードが遅い」と言われたそうです。
これは,言われてみるまで私は考えもしませんでしたが,確かに紙の六法の法が速いかもしれません。
条文番号がピシッとわかっていればタブレット等の方が速いこともあるでしょうが,「だいたいあの辺り」と当たりをつけて探す場合,紙の六法の方が速かったりします。
そして紙の六法は,インデックスを付けるとさらに速くなります。
受験生時代,紙の六法に馴染みのなかった私ですらそうですから,慣れ親しんだ六法であればなおさら速いことと思います。
4.考えながら条文を探せる
これも紙の六法を実際に使うまであまり実感しなかったメリットです。
紙の六法で条文を探す作業って,脳内リソースをあまり使わないので,講師の先生の話を聞きながらでも素早く探すことができます。
一方,タブレットやパソコンで素早く探そうと思ったら,カーソルの移動やクリック,打鍵等,意外と繊細・正確な操作を要求されるので,急いで操作するには集中する必要があります。
腕時計の復権
それまでスマホで時刻を確認していた私ですが,上記の紙の六法のメリット等を感じ始めてから,腕時計をするようになりました。
主に紙の六法の「1.様になる」のメリットです。
スマホで時刻を確認するのって,やはり学生っぽいと思います。
腕時計って少しわずらわしいですけど,そういうワガママを言っていられるような立場でもなくなってきたかな,と感じています。
周りからどう見られたいか,考えるようになってきた気がします。
コメント
3日間お疲れ様でした( ^ω^ )坂根さんが大阪おられる間に遊々さんとのみに行きませんか?
中野さんもお疲れ様でした。
いいですね,ぜひ一緒に行きましょう。
別途メールにて打ち合わせさせてください。
うらやましい!!!
私も今から関西行きたいです!
すみません、記事関係なくて(笑)
私は最近登記六法を買い替えました。
研修では重宝しました。
ショシ・ヨークさん,お疲れ様です。
ホント,一緒に呑めたら良かったですね。
でも,ショシ・ヨークさんも特別研修の真っ最中ですから,帰省している場合でも無く,難しいですよね。
機会を待ちましょう。私はきっといつか一緒に呑める日がくると信じています。
しかし,研修始まるまでは,こんなに頻繁に六法をひくとは思っていませんでした。
特に特別研修では引きまくりです。
六法で条文をひくのも速くなりましたよ。
そういえば,登記小六法を持参していたのですが,「割賦販売法」が載っていないのですよね。
チューターの先生からは,割賦販売法が載っている六法にするよう,強く指導を受けました。
でも,模範六法は辛い。。。