[タスク管理]思い出したいものを思い出したい時に思い出せるように – Evernoteとタスク管理に共通するもの

remind Evernote

島根の司法書士、坂根(@sakane0958)です。
先日タスク管理ワークショップを主催させてもらって、いろいろ自分にとっても刺激になりました。
何でタスク管理なんてするんだろう?」「タスク管理って何がいいんだろう?」と自分でも改めて考えたり。

今日の話は、そういう気付きの一つです。

Evernoteもタスク管理も、思い出すためのツール

私はタスク管理を愛していますが、Evernoteというツールも大好きです。
この二つの共通点に思い至りました。
どちらも「覚えておかないといけない束縛」から、脳のリソースを解放してくれるものなのです。

Evernoteとタスク管理の違い

Evernote

Evernoteは必要な時に取りに行く感じです。
「あ、あれどうだったっけ?」と何かの記録を確認したい時に、自分から確認しに行くのがEvernote。

いつ必要になるかわからない情報をとりありずEvernoteに突っ込んでおいて、必要になったときに探す。
様々な検索方法で情報を絞れるので、とりあえず突っ込んでおきさえすれば、探し出すことができます。

タスク管理

一方のタスク管理は、ある程度必要なシチュエーションが想定できて、そのシチュエーションでピンポイントで思い出したいものを思い出させることができる。

例えば、時間や場所で特定する。
木曜日の朝にはゴミを出すだとか、買物に出たついでに虫刺されの薬を買うだとか。

事前に自分で想定される状況を設定しておいて、その状況になったら半自動的に必要な情報が提示される感じ。

Evernoteとタスク管理に共通していること

頭で覚えておかなくて良くなる、という点で共通しています。
忘れてはいけない大事なことを、安心して忘れることができる。

自分の記憶力なんかよりも、よっぽど信用できるところに格納されている、と感じることができれば、脳のリソースをめいっぱい使えるようになるわけです。

記録や、自動処理という面においては、人間の脳よりもコンピュータの方が得意なので、頭でやらなくてもコンピュータを使えば良いと思います。
それによって空いたリソースで、人間の頭を使わないとできないことを、もっともっと進めたら良いと私は思うのです。

編集後記

私は自分の記憶力に信用を置かないことにしているので、Evernoteやタスク管理に強く惹かれるのだと思います。
そして「大事なことを忘れても大丈夫」という安心感、そこから得られる「目の前のことに集中できる環境」に満足しているので、Evernoteもタスク管理も継続できているのでしょうね。

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この手紙は「届く日時を選べる手紙」ということになりますね。

Evernoteだと、手紙というよりもメモや日記的な感じになります。
将来自分が読み返すかどうかもわからないけれども、とりあえず書いておけば何かの役に立つかも、という感じ。
でもEvernoteに置いておけば、紙の日記やメモよりは「必要な時に探し出せる可能性」が格段に上がります。

もちろん、Evernoteには確実に使う情報を記録することもできますけどね。
それは当然、役に立ちます。

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タスク管理もEvernoteも、私は使った方が自分が楽だから使っています。
タスク管理が続かない」「ミッションステートメントが守れない」そんなことで悩まなくてもいいんです。

そもそもタスク管理なんてしなくても生活はできますし、ミッションステートメントが無くても普通に生きていくことはできます。

ただ、タスク管理した方が、大事なことを忘れなくなったり、目の前のことに集中できたりするだけのことです。
ミッションステートメントを守った方が、自分の理想に近い人生を送れるかも、というくらいのことです。
そもそもミッションステートメントなんて「理想化された自分の姿」が出てくるものなので、簡単に守れたら苦労しないです。

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もっと気楽に、自分に合わせてのんべんだらりとやれる範囲でやればいいと思うのですよね。

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「のんべんだらりとやればいい」ということを上で書きましたが、私は「GTDの週次レビューを放棄している」ようなGTD落第生な人間です。
でも、今では開き直って自分の楽なやり方でタスク管理を運用しています。
仕事のタスク管理はそれなりに漏れの無いようにやっていますが、プライベートのタスク管理は「やりたいこと」と家事等のルーチンをベースに、それなりに緩く運用。

タスク管理にはどうしても「管理の手間」が発生するので、自分にとってメリットが大きく負荷が多き過ぎないスイートスポット的な運用方法を見つけていくことが肝要です。
それがストレスフリーなタスク管理に繋がるのだろう、と感じています。

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